20字要約
妄想で苦しめあわず、無常の人生を信頼する
本書の学び：苦しみから解放される1つの方法
どんな悩みでも解決する方法がある
本書は、悩みを解決する方法を合理的に教えてくれました。
「全ては妄想」であると。
悩みを解決して、自分の人生を信頼して生きて行こうと気づかせてくれます。
私は、人生を信頼してブログを始めました
※ブログを始めるきっかけの「世界一やさしい「才能」の見つけ方」の記事はこちら
それでは、解説していきたいと思います。
要約1：無常の人生を信頼しよう
悩みの原因をブッダの教えで原因追及していきます。
本書は、人は「求め続けるものであると理解する」と変化が訪れると教えてくれます。
このままではいけない、満たされていない、足りない
「人（自分）とはそういうもの」という理解により、悩みが消えていく。
そして「私は私を肯定する」ことが出来るようになります。
無常とは仏教用語で、「常」はなく、不変のものはないという意。
常に変化し続ける人生、「無常の人生」を受け入れることが良好な生活に繋がるとブッダは説きます。
しかし、地位、ブランド、キャリア、正しさなどの安定を求める人間と無常はGAPがあります。
このGAPが妄想になり尽きない悩みになるのです。
まずは、悩みの元を理解して、無常の人生を信頼しましょう。
要点2：悩みの全ては自分の中にいる
悩みは「環境のせい」ではない
悩みは「上司のせい」ではない
悩みは「部下のせい」ではない
悩みは「家族のせい」ではない
悩みは自分である。
本書では、悩みの原因も、悩みを解決するのも「自分」と教えてくれています。
「執着」が尽きない悩みを作り出す
執着が、尽きない悩みを作り出します。
自分が「正しい」への執着
自分は「えらい」への執着
自分は「出来る」への執着
所有するものへの執着
ブランド、お金、美
執着が、心の渇きを生み出し、渇きが潤わないことで悩みになるのです。
悩みを感じる時、そこには「執着」があるのです。
自分は何に執着しているのか？
正しさ、虚栄心、こだわり、過信。。。
見つけたら、「人（自分）とはそういうもの」と理解しましょう。
苦しみから解放される為に、ココロの潔さを身に着けましょう。
「承認欲求」が尽きない悩みを作り出す
承認欲求も、強い悩みを作り出す原因のひとつ。
人間だけが持っている承認欲求。
他人との比較（キャリア、地位、劣等感、優越感）
周囲に認められたい
ホンネは、誰もが承認欲求を持ってます。
そこから生まれる、嫉妬、批判、怒り、苛立ち
でも、それを口にしてはいけない。タテマエ（～すべき）
ホンネとタテマエのギャップで苦しむのです。
これも、承認されたい気持ちに「執着」したことによる悩みです。
解決する方法は、
何度も記しました「人（自分）とはそういうもの」と理解することです。
その日の執着を「メモ」に書き出しましょう。
その日の苛立ちは何に執着したのか。
自分を正確に理解しましょう。
毎日、毎時、毎分、毎秒。
思った苛立ちをメモしましょう。
その日の執着も、苛立ちも、全て綴る物語の１ページになります。
夢の実現のために必要な神様の与えた試練です。
夢の実現できる1秒チャンスを与えられたのです。
※1秒のチャンスのつかみ方の記事はこちら
尽きない悩みで物語を書きましょう。
まとめ：理由はいらいない。作務で妄想から抜け出そう。
『反応しない練習』
本書の要約について解説してきました。
本書では、お坊さんが行う「作務」について解説されてます。
作務は、ただひたすらに目の前のことを実行していきます。
そこに理由はありません。
承認されたい気持ちも、他人との比較もありません。
ただいま、やるべきことをやる。
今を生きる。
今をいきれば、悩みという妄想から抜けられます。
「言うが易し 行うは難し」ですね
すぐはできない。
大丈夫です。執着して、悩みという妄想に入り込んだら
「メモ」をしましょう。今の自分の感情を書き収めましょう。
理解しましょう。
それをエピソード99にしましょう。
それを繰り返す。
蓄積する。
本書では、次のように解説してます。
経験の蓄積は「見通し」につながる。
そして、「見通しがたつ」コトは悩みにはならない。
ただ、目の前のことを作務として行い、悩みの少ない生き方をしましょう
～ 了 ～
『妄想で苦しめあわず、無常の人生を信頼する』を知りたい方は、是非、本書をご覧ください。
反応しない練習: あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」～草薙 龍瞬 著
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著者 草薙龍瞬（くさなぎ りゅうしゅん）氏とは
仏教を学ぶ道場「興道の里」代表
独立出家僧
各地のイベント・講演会をされており、本を何冊も刊行。
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