20字要約
圧倒的な戦力差を報酬の予感で高める集中力
圧倒的戦力差
本書では、
人間が持つ生き残るための本能を「獣」とし、
獣を操る為の理性を「調教師」としています。
獣(本能)は600万年前から備わっており、調教師(理性)は20万年前に人が得たもの。
その戦力は、圧倒的に獣が勝っています。
圧倒的な力をもつ、獣は「五感で敏感に反応」して、集中力を散漫にします。
著者の鈴木 祐氏は、集中力の低下させる「獣」を乗りこなすための「調教師」が必要だと解説しているのです。
ドーパミンによる「ヤバい集中力」
本書では、「獣」と「調教師」の戦力差を埋める技術を複数説明してくれています。
その中でインパクトがあったのが
「死を招くゲーム」
でした。
近年では「ゲーム」へ集中(没頭)による死者が増えており、
WHOが「ゲーム障害」として注意喚起する事態となっています。
獣が生き残るために反応するはずの、「五感」が働かない程の集中力。
「ヤバい集中力」です。
ゲーマーが集中して追い続けているのが「報酬」です。
ゲームの中で毎秒、毎分で発生する「小さな報酬」に脳がドーパミンを出し、五感を排除して生命の危機を招いているのです。
- レベルアップ
- 宝物獲得
- 中ボス退治
- 大ボス退治 etc…
続けることで、「もっと報酬を」「さらに報酬を」報酬の予感が高まることで「ヤバい集中力」が継続するのです。
本書の学び~圧倒的な戦力差。報酬の予感で高める集中力
本書では、死を招く「ゲームへの集中力」の要因である「報酬の予感」を、
意図的に作り出すことで「ヤバい集中力」が発揮できるとしてます。
「リバースプランニング」による報酬の予感。
ポジティブ(メリット)
と
ネガティブ(デメリット)の可視化による獣の操り方です。
リバースプランニング以外にも、
- ムードスコアリング
- 質問型アクション
- 儀式(反復)
など「獣」の操り方が数多く解説されています。
私も、リバースプランニング、質問型アクション、儀式(反復)を実践しており
集中力の成長を感じてます。
集中力は
時間の使い方であり
人生の使い方であり
命の使い方である
※左ききのエレン ~ かっぴー (著), nifuni (著)
集中力の使い方を最適化したい方は、是非、本書をお読みください。
本日はお立ち読みありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
~ 了 ~
集中力の使い方を最適化したい方は、是非、本書をお読みください。
ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる~鈴木 祐 (著), 吉野 貴大 (ナレーション)
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著者 鈴木 祐氏とは
著作家、刊行した書籍は100冊超
「最高の体調」(クロスメディアパブリッシング)
「パレオダイエットの教科書」(扶桑社)など。
ブログ「パレオな男(http://yuchrszk.blogspot.jp/)」
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